オリジナル創作の小ネタ置き場
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突然の芸能パロ。
【時乃姉妹】
…シロとクロによるユニット「Cronus(クロノス)」。
【エル】
…「Cronus」に歌詞を提供する。
【カイ】
…「Cronus」に曲を提供する。
【時乃姉妹】
…シロとクロによるユニット「Cronus(クロノス)」。
【エル】
…「Cronus」に歌詞を提供する。
【カイ】
…「Cronus」に曲を提供する。
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大通りから1本2本外れた裏通り。
そこにひっそりと佇む喫茶店の落ち着いた雰囲気は、時間の流れさえ緩慢になったようである。
流れるクラシックは耳に優しく馴染み豆の香りが満たされるこの空間が、打ち合わせをするときにいつも適していた。
窓際の席、そこで3人の男女が優雅にティータイム。
「やっぱりここは落ち着くねぇ」
エスプレッソが注がれたカップを片手に、男は目の前に座る双子の少女へ話しかけた。
金髪のこの男は、今や輝くアイドル街道を走り出した双子ユニット「Cronus」に歌詞を提供する形で、時乃姉妹と共に歌を作り出す人物・エルである。彼の書く歌詞と今はこの現場には居ないがもう一人の人物の奏でる曲が、時乃姉妹の歌となる。二人も与えられた物を歌うのではなく、今 自分が表現したいことや微妙なニュアンスの差など、ディスカッションしながら曲作りに携わった。
それでも、流麗に綴られた歌詞を見るたびに、彼の世界に引き込まれる。同時にそれを誘う旋律に手を引かれて歌える喜びが、双子をこの世界へ留まらせる確かな思いであった。
世間話と共に、ゆるゆるとカフェラテを飲んでいたシロはその隣でチーズタルトを頬張るクロを見て笑うと、向かい側に座るエルも笑みを浮かべている。
こうして流れる穏やかな時間は心地良くて、当初の目的を忘れてしまいそう。口内を満たすほろ苦いシナモンにぼんやりと考えていた時だった。
すっとエルのセレストの瞳が細められる。
「で。次はどんな感じにしたいの?」
一口、コーヒーを口に運ぶ。
「僕を呼び出したってことは、新しい歌、歌いたいんでしょ?」
「…バレてた?」
「何年君たちと付き合ってると思ってるのさ」
シロは肩の力を抜いてカップをソーサーへ、クロは口の端に付けたタルトをナフキンで拭い、一応仕事モードに気持ちを切り替える。それにまた微笑むだけのエルが髪を耳にかけて静かに見つめる様は穏やかだ。
曲のテーマ決め、これが一番最初。応援だとか、友情だとか。二人が何を表現したいのか、直に話を聞いてそれから感じ取って詞を創る。
出来る限り自然体のまま引き出したい。今回はどんな気持ちを伝えてくれるのかと意見を待つが…しかし曲を完成するに当たっていつもいる人物が今はいない。
「カイがいないけど、いいの?」
「あー…えっと…その…」
「シロがね、カイさん居るの恥ずかしいんだって」
「は?」
「くくく、クロ!!」
歯切れ悪く言葉濁すシロとは対照的にあっけらかんと言い放つクロの言葉に、ぽかんと口を開けた男と声をひっくり返す少女。自分の上げた声の大きさにハッと口を手で覆いながらカウンターのマスターに頭を下げた。初老の男性は口元に緩やかに刻んだ皺をシロたちへ向けて手元のカップを磨いていた。他には客の姿も無いので、気にするな自由にしなさい、と取れる優しい笑顔だった。
少しだけ気まずそうにカフェラテを飲むシロに、エルはなんとなく事情を察し少しだけ暮れ切り取られた空に溜息一つ。
「(…なるほど。次の曲は恋がテーマ、っと)」
---
以下、入れようとしたけどなんかすっきりしなかったのでカット。
クロ「なんかね、きゅ〜っとなるんだよね」
シロ「気付いたら目で追っちゃったり…」
エル「ふむふむ(甘酸っぱいねぇ…この様子だと二人は恋してるのか)」
クロ「スタジオとか一緒になるとうれしい!」
シロ「番組が一緒だと、打ち合わせの時とか声かけてくれるし…」
エル「?? スタジオ…番組…?え。ちょ、待って。誰の話?」
シロ「ROWって知ってる?最近一緒に仕事することがあるんだ」
クロ「結構面白い人たちなんだよー」
シロ「でも時々話してると苦しいというか切なくなるよね」
クロ「うん。頭撫でられたらもー熱くなっちゃうし」
エル、立ち上がって喫茶店の外で電話を取り出す
カイ『何の用だ』
エル「カイ、ちょっとROWについて資料かき集めてちょうだい」
カイ『は?』
みたいなの。
その後、出来上がった歌詞が恋の歌。
エルとの話し合いの段階ではもやもやとしてた気持ちだったが、歌詞を見てすんなりと馴染むそれに「…あ、この気持ち恋だったの!?」と遅れながら理解してシロクロはびっくり&赤面すればいい←鈍感なのはいつものこと
アイドルパロだと時乃→狼から始まる感じかな。と見せかけて意識しだしたのはお互い同時期でいいと思う。
狼兄弟verも気が向けばいつかry
あと時乃のユニット名はお友達さんの意見を勝手に採用しましたぐわなにをするやめr
大通りから1本2本外れた裏通り。
そこにひっそりと佇む喫茶店の落ち着いた雰囲気は、時間の流れさえ緩慢になったようである。
流れるクラシックは耳に優しく馴染み豆の香りが満たされるこの空間が、打ち合わせをするときにいつも適していた。
窓際の席、そこで3人の男女が優雅にティータイム。
「やっぱりここは落ち着くねぇ」
エスプレッソが注がれたカップを片手に、男は目の前に座る双子の少女へ話しかけた。
金髪のこの男は、今や輝くアイドル街道を走り出した双子ユニット「Cronus」に歌詞を提供する形で、時乃姉妹と共に歌を作り出す人物・エルである。彼の書く歌詞と今はこの現場には居ないがもう一人の人物の奏でる曲が、時乃姉妹の歌となる。二人も与えられた物を歌うのではなく、今 自分が表現したいことや微妙なニュアンスの差など、ディスカッションしながら曲作りに携わった。
それでも、流麗に綴られた歌詞を見るたびに、彼の世界に引き込まれる。同時にそれを誘う旋律に手を引かれて歌える喜びが、双子をこの世界へ留まらせる確かな思いであった。
世間話と共に、ゆるゆるとカフェラテを飲んでいたシロはその隣でチーズタルトを頬張るクロを見て笑うと、向かい側に座るエルも笑みを浮かべている。
こうして流れる穏やかな時間は心地良くて、当初の目的を忘れてしまいそう。口内を満たすほろ苦いシナモンにぼんやりと考えていた時だった。
すっとエルのセレストの瞳が細められる。
「で。次はどんな感じにしたいの?」
一口、コーヒーを口に運ぶ。
「僕を呼び出したってことは、新しい歌、歌いたいんでしょ?」
「…バレてた?」
「何年君たちと付き合ってると思ってるのさ」
シロは肩の力を抜いてカップをソーサーへ、クロは口の端に付けたタルトをナフキンで拭い、一応仕事モードに気持ちを切り替える。それにまた微笑むだけのエルが髪を耳にかけて静かに見つめる様は穏やかだ。
曲のテーマ決め、これが一番最初。応援だとか、友情だとか。二人が何を表現したいのか、直に話を聞いてそれから感じ取って詞を創る。
出来る限り自然体のまま引き出したい。今回はどんな気持ちを伝えてくれるのかと意見を待つが…しかし曲を完成するに当たっていつもいる人物が今はいない。
「カイがいないけど、いいの?」
「あー…えっと…その…」
「シロがね、カイさん居るの恥ずかしいんだって」
「は?」
「くくく、クロ!!」
歯切れ悪く言葉濁すシロとは対照的にあっけらかんと言い放つクロの言葉に、ぽかんと口を開けた男と声をひっくり返す少女。自分の上げた声の大きさにハッと口を手で覆いながらカウンターのマスターに頭を下げた。初老の男性は口元に緩やかに刻んだ皺をシロたちへ向けて手元のカップを磨いていた。他には客の姿も無いので、気にするな自由にしなさい、と取れる優しい笑顔だった。
少しだけ気まずそうにカフェラテを飲むシロに、エルはなんとなく事情を察し少しだけ暮れ切り取られた空に溜息一つ。
「(…なるほど。次の曲は恋がテーマ、っと)」
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以下、入れようとしたけどなんかすっきりしなかったのでカット。
クロ「なんかね、きゅ〜っとなるんだよね」
シロ「気付いたら目で追っちゃったり…」
エル「ふむふむ(甘酸っぱいねぇ…この様子だと二人は恋してるのか)」
クロ「スタジオとか一緒になるとうれしい!」
シロ「番組が一緒だと、打ち合わせの時とか声かけてくれるし…」
エル「?? スタジオ…番組…?え。ちょ、待って。誰の話?」
シロ「ROWって知ってる?最近一緒に仕事することがあるんだ」
クロ「結構面白い人たちなんだよー」
シロ「でも時々話してると苦しいというか切なくなるよね」
クロ「うん。頭撫でられたらもー熱くなっちゃうし」
エル、立ち上がって喫茶店の外で電話を取り出す
カイ『何の用だ』
エル「カイ、ちょっとROWについて資料かき集めてちょうだい」
カイ『は?』
みたいなの。
その後、出来上がった歌詞が恋の歌。
エルとの話し合いの段階ではもやもやとしてた気持ちだったが、歌詞を見てすんなりと馴染むそれに「…あ、この気持ち恋だったの!?」と遅れながら理解してシロクロはびっくり&赤面すればいい←鈍感なのはいつものこと
アイドルパロだと時乃→狼から始まる感じかな。と見せかけて意識しだしたのはお互い同時期でいいと思う。
狼兄弟verも気が向けばいつかry
あと時乃のユニット名はお友達さんの意見を勝手に採用しましたぐわなにをするやめr
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